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交通事故や後遺障害についてわかりやすく解説
交通事故お役立ちコラム

後遺障害について

肩腱板損傷の後遺障害

交通事故で転倒して手をついた場合や転倒して肩を強く打ち付けた場合に起こりやすいのが肩腱板損傷です。バイクや自転車の転倒を伴う交通事故で事故で多く発生します。

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肩腱板損傷とは

肩腱板とは、肩甲骨と上腕骨をつなぐ4本の筋です。

肩腱板を構成する4本の筋

(1)棘上筋腱(きょくじょうきんけん)
(2)棘下筋腱(きょくかきんけん)
(3)小円筋(しょうえんきん)
(4)肩甲下筋腱(けんこうかきんけん)

肩腱板は、腕の運動を補助する役割を担っています。この肩腱板が断裂したり、あるいは損傷することを「肩腱板損傷」と言います。

肩腱板損傷の主な症状

肩腱板損傷の主な症状は、「痛み」と「関節の可動域の制限」の2つです。

痛みについて

腕を挙げた時、降ろした時はもちろん、安静時にも痛みがあります。仰向けに寝ると特に痛みが強くなります。また、肩こりに似たような症状や肩から肘にかけての放散痛などの症状も出ることがあります。

関節の可動域の制限

関節の可動域の制限とは、肩の関節が正常に動かなくなることです。最も多い棘上筋腱の完全断裂の場合、60度以上腕を横に上げられなくなります。 また、完全断裂に至らない損傷の場合でも、肩関節の動きが制限されます。

肩腱板損傷の治療方法

肩腱板損傷の治療方法は、断裂の程度や痛みの程度によって異なります。

完全断裂の場合や強い痛みが6ヶ月以上続く場合

完全断裂の場合や強い痛みが6ヶ月以上続く場合には、手術を選択することになります。ただし、高齢の方は腱が劣化していることが多く、手術をしても十分に症状が改善しないこともあります。

部分断裂の場合

部分断裂の場合は手術をせず、まずは保存的治療が行われます。日常生活ではできるだけ肩関節が動かないように安静にしながら、適切なリハビリを継続的に行います。

肩腱板損傷の後遺障害等級

肩の腱板損傷については、「痛み」、「可動域制限」について後遺障害の等級が認定されます。

(1)肩の痛みについて

肩の痛みについては、12級13号あるいは14級9号が認定されます。
・MRIなどの画像により痛みの原因が確認できる場合 12級13号
・MRIなどの画像により痛みの原因が確認できない場合 14級9号

(2)肩の可動域制限について

肩腱板損傷により、肩関節の動く範囲が狭くなった場合は、8級6号、10級10号あるいは12級6号が認定されます。
・他人に支えてもらうと動かすことができるものの、自力ではほとんど腕を持ち上げられない場合 8級6号
・怪我をしていない側の肩と比較して、肩の動く範囲が1/2以下となった場合 10級10号
・怪我をしていない側の肩と比較して、肩の動く範囲が3/4以下となった場合 12級6号

肩腱板損傷の後遺障害認定のポイント

肩腱板損傷の後遺障害申請のポイントは以下の通りです。

(1)後遺障害診断書の左ページの「自覚症状」の欄の記載について

肩に痛みが生じている場合はこの欄に記載する必要があります。

(2)後遺障害診断書の左ページの「他覚症状および検査結果」の欄の記載について

肩腱板の損傷についての他覚所見を記載する必要があります。レントゲンやMRIなどの画像上、肩腱板の損傷が確認できることを記載してもらうことが必要です。

また、肩腱板断裂の場合、自分では腕を持ち上げられなくても、医師に支えてもらうと腕が上がることがあります。その場合でも、医師が手を離すと自力でその位置を保てず、腕が下に降ります。これをドロップアームサインと呼びますが、このような症状があるときは、ドロップアームサインの状態であることを記載してもらうことが必要です。

(3)後遺障害診断書の右ページの「関節機能障害」の欄の記載について

肩関節の可動域に制限が生じているときは、医師に可動域を測定してもらい、その結果を記載する必要があります。

(4)後遺障害診断書の右下ページの「障害内容の増悪・緩解の見通し」の欄の記載について

現在の症状が長く続く見込みであることを記載することが重要になります。たとえば「症状の緩解の見込みはない」などと記載してもらいましょう。

(5)画像の提出について

肩腱板損傷がわかるMRI画像の提出が必要です。

以上の(1)から(4)の肩腱板損傷の後遺障害診断書の重要なポイントを赤でマーキングすると以下のとおりになります。

肩腱板損傷の後遺障害診断書記載の重要ポイント

後遺障害診断書(肩鍵盤損傷)

 

まとめ

肩腱板損傷については、部分断裂か完全断裂かを確認することで、事故後の治療の流れや後遺障害申請の内容におおよその見込みを付けることができます。まずは、医師に部分断裂か完全断裂のどちらの断裂かを確認することが大切です。

 

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