0120-388-587

交通事故や後遺障害についてわかりやすく解説
交通事故お役立ちコラム

交通事故について

交通事故の慰謝料

交通事故に遭って、ケガをした場合には、「慰謝料」を請求することができます。
このページでは「慰謝料」について、以下の項目に分けて、説明をしていきます。

●まず最初に確認!「慰謝料とはなにか?」
●入通院慰謝料の自賠責保険基準と裁判基準について
●慰謝料増額事由について

pixta_12227288_M

まず最初に確認!「慰謝料とはなにか?」

「そもそも慰謝料とはなにか」をまず、最初に確認しておきましょう。

「慰謝料」とは、『交通事故に遭って、精神的にも、肉体的にも苦痛を負担したことに対する賠償』です。たとえば以下のような点についての賠償になります。

慰謝料で賠償の対象となる具体的な内容

(1)ケガをした部位が骨折等で使えないことによる仕事や日常生活での不自由
(2)痛みや体の不具合に耐えなければならない苦痛
(3)本来なら必要のない治療のため入院、通院しないといけないことによる苦痛

そして、交通事故の慰謝料の種類には、「入通院慰謝料」と「後遺障害慰謝料」があります。「入通院慰謝料」と「後遺障害慰謝料」とは、以下のように対象となる期間に違いがあります。

「入通院慰謝料」=通院期間中の苦痛に対する賠償
「後遺障害慰謝料」=通院期間終了後も後遺障害が残る場合の、後遺障害に対する賠償

まずは、「慰謝料」には、「入通院慰謝料」と「後遺障害慰謝料」があることをおさえておきましょう。

なお、以下の項目では、「入通院慰謝料」について説明します。「後遺障害慰謝料」については、http://osaka-kotsujiko.com/271.htmlをご覧下さい。

入通院慰謝料の自賠責保険基準と裁判基準について

では、実際に入通院慰謝料は、どのように算定されるのでしょうか?

入通院慰謝料についても、「裁判基準」と「自賠責保険基準」がありますが、結論から申し上げますと、「裁判基準」で請求したほうが良い場合がほとんどです。

以下で、「裁判基準」と「自賠責保険基準」の詳細をご説明します。

【入通院慰謝料の裁判基準について】

入通院慰謝料は、裁判所では、入院期間と通院期間に応じて、次の表が適用されるのが原則であり、「入通院慰謝料の裁判基準」と呼ばれています。ただし、あとに述べるように、慰謝料増額事由があるときは、下記の表よりも増額した入通院慰謝料を請求することができます。

キャプチャ

 

【入通院慰謝料の自賠責保険基準について】

保険会社は、特に、事故直後の段階で、通院1日当たり8400円という基準での慰謝料の提案をしてくることがあります。これは、自賠責保険で、通院日数を2倍した日数(ただし、通院期間中の全日数のほうが少ないときは、その日数)について日額4200円の慰謝料を認めるというルールがあるためです。このようなことから、通院日数に対して日額8400円の慰謝料を請求できると思っておられる被害者の方が少なくありません。

しかし、実際には、自賠責保険は、「慰謝料のほか、治療費や休業損害等を含めて120万円まで」という上限があります。そのため、最初のうちは日額8400円で支払われても、通院日数が多くなると、治療費や休業損害の支払いを含めて120万円という上限が来てしまい、結局、日額8400円では支払われません。そのため、入通院慰謝料を自賠責保険基準ではなく、裁判基準で請求するほうが多額になるケースがほとんどです。

「入通院慰謝料についても、自賠責保険基準ではなく、裁判基準で請求すること」が、適正な賠償を得るための重要なポイントになりますので、おさえておきましょう。

慰謝料増額事由について

入通院慰謝料は、前述のとおり、入院日数と通院日数をもとに決まりますが、個別の事情がある場合には、「入通院慰謝料の裁判基準」よりも増額した金額を請求することができます。このような個別の事情を「慰謝料増額事由」と呼びます。

これまでの裁判例では、以下のような慰謝料増額事由がある場合に、入通院慰謝料の増額を認められています。
・負傷の結果、就職や学校の卒業が遅れた場合
・加害者の謝罪がなく、誠意が見られない場合
・「事故後一定期間意識不明になった」など負傷の程度が重大な場合
・加害者がひき逃げをした事故の場合

具体的な判例には、以下のようなケースがあります。

(1)負傷の結果、希望していた進路を断念したことなどを慰謝料増額事由と認めた判例

【事案の内容】被害者が、脳挫傷となり、事故当時目指していた陸上選手としての進路を断念し、当時在籍した高校のスポーツコースを退学せざるを得なくなったケース。
【裁判所の判断】裁判所は、進路を断念し、退学も余儀なくされ、高校卒業も1年遅れたことなどを慰謝料増額事由とし、裁判基準よりも60万円増額させた入通院慰謝料を認めました。

(2)加害者の謝罪がなく、誠意が見られないことを慰謝料増額事由と認めた判例

【事案の内容】被害者が、交通事故により脳を挫傷する傷害を負い、寝たきりであったにもかかわらず、加害者は謝罪も見舞いもしなかったケース。刑事裁判でも、加害者は被害者に責任があると不合理な主張をしました。
【裁判所の判断】裁判所は、加害者の人間としての不誠実さは顕著であるとして、裁判基準よりも100万円増額させた500万円の入通院慰謝料を認めました。

(3)事故後の意識不明など負傷の程度が重大であることを慰謝料増額事由と認めた判例

【事案の内容】被害者が交通事故により脳を損傷、事故後12日間は全く動けず、生死の境をさまよう状態であったケース。
【裁判所の判断】裁判所は、負傷の程度が重大であったことを慰謝料増額事由として、入通院慰謝料を裁判基準よりも増額して認めました。

このように慰謝料増額事由があるときは、その具体的内容を説明して、通常よりも多い基準での慰謝料を請求していくことが必要です。

まとめ

このページでは、「交通事故の慰謝料」についてご説明しました。是非おさせておいていただきたい重要なポイントは以下の3点になります。
・交通事故の慰謝料には、「入通院慰謝料」と「後遺障害慰謝料」があること
・入通院慰謝料については、自賠責基準と裁判基準があり、適正な賠償を得るためには、裁判基準での請求が重要なポイントであること
・慰謝料増額事由により通常の基準よりも入通院慰謝料が増額されるケースがあること

慰謝料の請求は、弁護士がするか、被害者ご本人がするかによって大きく結果が変わってきます。まずは、これらのポイントをおさえたうえで、早めに弁護士にご相談いただくことをお薦めします。

 

 

目次ページへ戻る

弁護士費用

交通事故に関する相談は、弁護士報酬は、完全後払い制。増額ができない場合は、弁護士費用は0円。
弁護士費用の詳しい説明はこちらへ

弁護士費用特約について

交通事故の弁護士費用自己負担が0円になる制度

詳しい説明はこちらへ

弁護士紹介

西川 暢春

交通事故のご相談は早めにご相談いただければいただくほどよい解決ができます。通院の方法や、検査の内容、後遺障害申請の手続きの仕方が、解決の内容に大きな影響を及ぼすからです。そのため、咲くやこの花法律事務所では事故の翌日からご相談をお受けしています。ご相談は無料ですのでぜひ早めにお越しください。

弁護士紹介を詳しく見る
交通事故に強い弁護士一覧
小田 学洋
弁護士
小田 学洋(おだ たかひろ)
主な取り扱い分野

交通事故の損害賠償請求

池内 康裕
弁護士
池内 康裕(いけうち やすひろ)
主な取り扱い分野

交通事故の損害賠償請求

片山 琢也
弁護士
片山 琢也(かたやま たくや)
主な取り扱い分野

交通事故の損害賠償請求

坂東 大士
弁護士
坂東 大士(ばんどう ひろし)
主な取り扱い分野

交通事故の損害賠償請求

堀野 健一
弁護士
堀野 健一(ほりの けんいち)
主な取り扱い分野

交通事故の損害賠償請求

荒武 宏明
弁護士
荒武 宏明(あらたけ ひろあき)
主な取り扱い分野

交通事故の損害賠償請求

交通事故に強い弁護士チームの弁護士紹介はこちらへ

事務所案内

弁護士法人 咲くやこの花法律事務所
〒550-0011
大阪市西区阿波座一丁目6番1号
MID西本町ビル9階

0120-388-587

アクセスマップ

Googleマップで大きい地図を見る

【電車の場合】
地下鉄御堂筋線・中央線・四つ橋線
本町駅 22番出口 徒歩1分

【お車の場合】
近隣駐車場をご利用下さい。
大阪センタービル(伊藤忠ビル)の地下駐車場が便利です。

対応エリアについて
交通事故に特に強い弁護士へご相談下さい!
メールによるお問い合わせはこちら