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交通事故お役立ちコラム

交通事故について

交通事故の過失割合

交通事故で保険会社との交渉をする際に、問題になるポイントの1つが、「過失割合」です。
このページでは、過失割合について、以下の点をご説明します。
●交通事故の過失割合とは
●交通事故の基本過失割合
●基本過失割合の修正要素とは
●保険会社から不当な過失割合を言われた場合の対抗手段

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交通事故の過失割合とは

交通事故の過失割合とは、交通事故の加害者と被害者の責任割合です。被害者と加害者は、過失割合に応じて、お互いに生じた損害の責任を負うことになります。

例えば、被害者に過失が20パーセントある場合、事故の損害のうち2割は被害者が自分で負担することになります。つまり、被害者の損害が300万円、加害者の損害が50万円だったとすると、被害者は損害の2割にあたる60万円は自分で負担しなければならず、240万円しか保険会社に請求することができません。一方で、被害者は、加害者の損害の2割にあたる10万円を加害者に支払う必要があります。

このような過失割合は、車の修理費、被害者の治療費、慰謝料、休業損害などすべての項目にかかってきます。そのため、過失割合について、不利益な判断をされると、そのことが事故全般に影響してしまいます。保険会社の言い分に安易に応じずに、正しい過失割合を決めることは大変重要です。

交通事故の基本過失割合

よくあるパターンの交通事故については、これまでの裁判の集積から基本的な過失割合がまとめられています。これを「基本過失割合」といいます。
例えば次のようになります。

(1)信号機のない横断歩道を横断中の歩行者(被害者)に自動車が衝突した場合

基本過失割合は、被害者:加害者=0:100

(2)道路を直進中の自転車(被害者)に駐車場から道路に出ようとした自動車が衝突した場合

基本過失割合は、被害者:加害者=20:80

(3)青信号で交差点を直進中のバイク(被害者)に対向車線から右折してきた車が衝突した場合

基本過失割合は、被害者:加害者=15:85

このような基本過失割合は、「民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準」(別冊判例タイムズ第38号)という書籍にまとめられていますので、交通事故の被害にあった場合は、まず、これらの書籍を参考に、基本過失割合を確認しておくことが必要です。

基本過失割合の修正要素とは

前述のとおり、交通事故のパターンごとに基本過失割合が定められていますが、この「基本過失割合」は、個別の事情により、被害者側に有利または不利に修正されることがあります。基本過失割合を修正する要素のことを、「修正要素」といいます。

例えば、上で挙げた3つの例のうち、(3)の「青色信号で交差点を直進中のバイク(被害者)に対向車線から右折してきた車(加害者)が衝突した場合」では次のような点が修正要素となります。

被害者に有利な修正要素

被害者に有利な修正要素としては、「右折車が徐行していないこと」、「右折車が右折の合図をだしていないこと」等があります。

ア 右折車が徐行していなかった場合
基本過失割合が被害者に10パーセント有利に修正され、5:95の過失割合となります。

イ 右折車が右折の合図を出していなかった場合
基本過失割合が被害者に10パーセント有利に修正され、5:95の過失割合となります。

被害者に不利な修正要素

被害者に不利な修正要素としては、「被害者側に時速15km以上の速度違反があること」、「事故の時点で右折車が右折を完了していた、あるいはそれに近い状態だったこと」等があります。

ア 被害者側に時速15km以上の速度違反がある場合
基本過失割合が被害者に10%不利に修正され、25:75の過失割合となります。

イ 事故の時点で右折車が右折を完了していたか、それに近い状態だった場合
基本過失割合が被害者に10%不利に修正され、25:75の過失割合となります。

このように、基本過失割合は、個別の修正要素により、修正されることをおさえておきましょう。

保険会社から不当な過失割合を言われた場合の対抗手段

保険会社から告げられた過失割合がおかしいと感じた場合どうすればいいでしょうか。

まず、自分の交通事故の過失割合がどうなるかを調べます。一般に入手できる書籍の中では、「別冊判例タイムズ38号」という書籍が市販されており、この本に交通事故のパターンごとの「基本過失割合」と「基本過失割合の修正要素」がまとめられています。この本で、交通事故の「基本過失割合」と「基本過失割合の修正要素」を調べて、調べた過失割合をもとに、保険会社に妥当な過失割合を主張して交渉しましょう。

ただし、自分の交通事故とピッタリ合うケースがこの書籍に掲載されていなかったり、「基本過失割合の修正要素」にあたるのかよくわからないなど自分では過失割合が調べられない場合もあります。また、交渉が苦手な人もいるでしょう。このような場合は、専門家である弁護士に任せるのが最も良い方法です。

まとめ

このページでは、「交通事故の基本過失割合」、「基本過失割合の修正要素」、「保険会社から不当な過失割合を言われた場合の対抗手段」についてご説明しました。交通事故の過失割合は、物損だけではなく、けがの治療や後遺障害の補償にも影響する大事な項目です。保険会社からの不当な主張をされたときも屈することのないように、まずは、上記の点を確認しておきましょう。

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